肩コリ

症状

肩が重く不快になります。ひどい場合は肩の痛み、頭痛、吐き気、首の痛み、歯茎の痛み、めまいなどさまざまな症状が現れます。

原因

肩コリ肩は筋の疲労により筋が固まり、また疲労物質が溜まりその作用で筋が固まったものです。通常は運動することにより疲労物質がリンパから吸収され排出されますが、運動不足になると疲労物質が停滞し、さらに固くなるという慢性的な肩コリになります。

平成28年 国民生活基礎調査の概況でも有訴者率(自覚症状を感じる人の割合)で肩こりは男性で2位、女性では1位となっており、肩コリは現代人がかかえる国民病ともいえる症状です。
人間は普段の日常生活で1日中、首から肩、背中の筋肉だけで頭の重さを支えています。
頭の重さは成人で約5~7kg程度あると言われており、2Lのペットボトル3本を首からぶら下げて生活をしていると想像していただくと、どれくらい首と肩の筋肉に負担が掛かっているかお分かりいただけるかと思います。

施術法

マッサージをして疲労物質を粉砕しリンパから吸収、排泄されるよう促します。また、ハイボルト治療で固まった筋をほぐします。また原因が運動不足にある場合はご自宅でできる体操をご指導致します。運動が難しい場合はEMSにより肩をトレーニングして筋肉をつける根本治療をして予防します。

予防法

運動をすることで疲労物質を排泄することが極めて効果的です。肩を使うスポーツ活動や、ウェイトトレーニングなど強い負荷が掛かる運動が有効です。

また、姿勢改善する事で肩コリが軽減することもあります。矯正による姿勢改善をしてもすぐに元に戻ってしまう方は筋トレが効果大です。

 

スマホ肩

症状

首や肩が重く不快になります。ひどい場合は首や肩の痛み、頭痛、吐き気、首の痛み、歯茎の痛み、めまいなどさまざまな症状が現れます。

原因

近年はスマートフォンやiPadを使用する頻度が増え、画面を見るために下を向く姿勢になっている事が非常に多くなっています。通常の前を見ている姿勢で5~7kgの頭の重さ(スイカ大玉と同じ位)を支えていますが、下を向く角度が増えるにつれて最大で27kgの負荷が首と肩の筋肉にかかると言われています。これはスイカ大玉5個分と同じ位です。
総務省の調べでは日本人がスマートフォンなどの携帯情報端末を使う時間の平均は、1日約47分、年間にすると286時間に上ると言われていて、これだけの負担が毎日首や肩の筋肉にかかっているのであれば、多くの方が悩まされているのもうなずけるといえるでしょう。

また、目の疲れにより神経が興奮し、首や肩の神経も興奮してしまい痛みがひどくなる場合もあります。

施術法

マッサージをして疲労物質を粉砕しリンパから吸収、排泄されるよう促します。また、ハイボルト治療で固まった筋をほぐします。また、整体で姿勢を矯正し失われた背骨のS字カーブを正すのも良いです。

予防法

運動が難しい場合はEMSにより体幹をトレーニングし背骨のS字カーブをつけてストレートネックにならないようにし、また肩をトレーニングして筋肉をつける根本治療をして予防することが有効です。