浮きゆび
「足ゆびが地面につかない」「踏ん張れない」──それが 浮きゆび です。足の不調だけでなく、膝・腰・肩・首、そして偏頭痛など、全身の負担につながることがあります。まずは全体像を3分でチェックしましょう。
浮きゆびとは?
足ゆびで地面を無意識で把持し歩行および走行できない状態を、当院では「浮きゆび」と定義しています。
- つまずきやすい、踏ん張れない
- 長時間立つと足裏がだるい・痛い
- 膝・腰・首・肩の負担増、偏頭痛の悪化
こんなサインは要注意
- 立っていると親ゆびが浮く/力が入らない
- 裸足で砂利道や芝生を歩くと不安定
- 足幅・サイズが合う靴でも前すべりしやすい
原因とメカニズム
幼児期〜学童期における裸足遊びの不足などで感覚入力と運動神経及び筋(足底筋群・後脛骨筋)の発達刺激が乏しいことに加え、足に合わない靴や生活習慣により筋機能が衰える「廃用性症候群」、と当院は考えます。
セルフチェック
- 裸足で立ち、親ゆびで床を「ギュッ」と強くにぎれるか?
- 裸足で片足立ち60秒以上、ふらつかずキープできるか?
- 足ゆびで地面を握りながら歩けているか?
1つ以上難しいと感じたら、浮きゆび傾向かもしれません。早めのケアがおすすめです。
当院の検査・施術
検査
- 立位・歩行で足ゆびが使えているかの評価(ミクリッツライン/歩行評価)
- 足アーチ(内・外・横)評価
- 足が姿勢へ及ぼす影響の検査
施術
- ご自分でできるアーチ・浮きゆびトレーニング指導
- EMSトレーニング:後脛骨筋の神経筋再教育
- ぞうり療法(特許申請済):立位重心と足趾の随意的把持の再現
- インソール療法:靴内での足ゆび運動阻害の抑制・補正
料金
患者様の声
①(30代前半・女性・サービス業)「立っている時の腰痛」
家の中でたなかさんのオリジナルぞうりをはきました。少しずつ指に力が入るようになり、靴を履いた時にも自然に指が動くようになってきました。腰痛も少し減ったので、ウォーキングで履いた方が効果があるとのことなので、慣れてきたらウォーキングを始めてみようかと思います。
②(50代・女性・事務職)「巻き爪」
巻き爪で受診したのに草履をすすめられました。正直、「本当に治るの?笑」と思いましたが、先生に言われたようにウォーキングで履くようにしました。腰から下が全て筋肉痛になってびっくりしたけど、3ヶ月くらいで巻き爪がまっすぐになってきました!なぞです笑。これからも続けたいです。
③(40代・女性・保育士)「足ゆび痛み」
インソールを検討していましたが、仕事でサンダルばかりで靴をほとんどはかないのでずっとがまんしていました。足のお悩み相談会で先生がインソール以外の方法があると教えてくれて、ぞうりを作ってもらいました。家の中ではくのと、週末に外を歩くようにしました。半年くらいで指に力が入るようになり、痛みが減ってきました。ありがとうございました。
よくある質問
どれくらいの期間で変化を感じますか?
早い方で3ヶ月で踏ん張りやすさを実感。生活動作に落とし込むために、12ヶ月以上の継続をおすすめしています。
靴は何を選べばよいですか?
かかとが安定し、足ゆびが動かせる余裕のあるものを推奨します。院内で具体的なサイズ・フィットをアドバイスします。
子どもの浮きゆびも診てもらえますか?
はい。成長段階の足は早めの使い方学習が大切です。年齢に合わせたトレーニングをご案内します。
ご予約・お問い合わせ
たなか整骨院では、足の悩みに専門対応。
掛川市を中心に、袋井・御前崎・菊川からも多く来院いただいています。
