浮きゆび(転びやすい)
症状
立位で足ゆびが地面につかない状態です。転びやすい、バランスを取りにくい、片足立ちができないなど。
原因
手の指は曲げ伸ばしして物を把持※できますが、足ゆびも同様に歩行時に地面を把持します。裸足で歩行して地面を足ゆびで自然に把持できない場合は筋が衰えています。これがひどくなったものは立位でもゆびが地面につかなくなり浮きゆびと言えます。
※しっかり持つこと。かたく握っていること。
施術法
インソールを装着してスポーツ活動やランニングや歩行運動をすることで改善してきます。また、扁平足を改善する「足アーチ運動」(たなか整骨院オリジナルで研究開発したもの)を行えば、浮きゆびは治癒します。
テレビなどで頻繁に紹介されるタオルギャザー体操では改善されないと思われます。ゆびを繰り返し曲げるため衰えた運動神経が改善し足ゆびの曲げ伸ばしは楽になり可動域が良化また立位では地面に足ゆび着く様になることもあります。しかし重要なのは歩行時に地面を把持することです。タオルギャザー体操では筋力は全くつかないため歩行時に地面を把持できるまでには至らいと考えています。