腰痛

〖症状〗

腰から殿部に痛みが1日以上持続する状態を一般的に「腰痛」といいます。下肢にしびれや痛みを伴う場合もあります。
安静時にも強い痛みが続く・体勢に関係なく増悪する場合は、非特異的腰痛(筋・筋膜性)以外の可能性もあるため、状態を丁寧に検査して原因を探します。

〖原因〗

重い物を持った、激しい運動、無理な姿勢の持続、長時間の立位、床での長座/あぐら、
寒暖差や冷房による筋緊張、筋力低下、扁平足に伴う姿勢悪化などが考えられます。
立位で腰が辛くなるタイプは、インソール製作
体重配分や下肢アライメントを整えることで軽減が見込める場合があります。

〖検査法〗

ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、分離症/分離すべり症、脊柱管狭窄症、変形性変化、側弯などの疑いを確認したうえで、
非特異的腰痛と判断できるかを評価します。筋・筋膜のトリガーや関節可動域、姿勢(骨盤前後傾/反り/猫背)もチェックします。

〖施術法〗

手技で筋緊張の緩和と血流・リンパ流の改善を目指し、痛みの原因となる筋に対しては高電圧電気(ハイボルト)で
疼痛軽減と可動域の改善を図ります。関節の固さが強い場合は矯正で可動性を高め、姿勢が崩れている場合は姿勢矯正も併用します。

〖根本対策〗

良い筋コンディションと姿勢を維持するには、体幹トレーニング・骨盤ベルトの適切な活用・
オーダーインソールが有効です。
体幹では腹筋群・腸腰筋など腰のインナーマッスル強化を重視します。
体幹トレーニング例はこちら

〖予防法〗

ラジオ体操・ウォーキング・ジム/フィットネスなどの定期運動は再発予防に有用です。
無理のない筋トレで筋力の上限値を引き上げると、日常の負荷に耐えやすくなります。
冷房の風が直接当たらない工夫や、寒暖差対策も行いましょう。

〖患者様の声(個別事例)〗

※以下は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

JTさん(38歳・男性/掛川市) 🧑‍🔧 立ち仕事で午後に腰が重い

  • 主訴:立位・前かがみでの腰痛、朝より夕方に増悪
  • 評価:ハムストリング・腸腰筋の緊張、骨盤前傾ぎみ、扁平足傾向
  • 対応:手技+ハイボルト/骨盤調整/インソール提案
  • 経過:2週間で3回の施術で日中の重さが軽減「動きやすくなった」

コメント:仕事終わりの腰の重さが楽に。足のバランスを整えると、立ちっぱなしでもだいぶ違います。

INさん(45歳・女性/袋井市) 🧘 冷房で悪化する腰のこわばり

  • 主訴:冷えると痛み・こわばり増強、就寝中もこわい
  • 評価:腰背部の筋緊張強い・前屈でつっぱり
  • 対応:手技+温熱/ハイボルト/体幹トレ指導(JOYトレ
  • 経過:施術開始から3週間で夜間のこわばりが軽減、日中の痛みも減少

コメント:体幹トレを続けると、冷える日でもつらさが出にくくなりました。

BAさん(17歳・男性/菊川市) ⚽ 部活でのオーバーユース

  • 主訴:練習後の腰痛、翌日に残る疲労感
  • 評価:股関節可動域の左右差、腸腰筋のタイトネス
  • 対応:手技+ハイボルト/股関節体操指導
  • 経過:2週間で練習後の痛みが軽くなり、パフォーマンスも改善

コメント:ケア方法を教わってから、練習後の回復が早いです。

PLさん(54歳・男性/御前崎市) 🚗 長距離運転が多い

  • 主訴:運転後の腰のだるさと鈍痛
  • 評価:腰背部伸筋の過緊張、胸椎可動性低下
  • 対応:手技/胸椎モビ/ハイボルト/座位姿勢アドバイス
  • 経過:1か月で運転後のだるさが軽減、休憩間隔の見直しも有効

コメント:姿勢の工夫とケアで、長距離運転が前より楽になりました。

〖よくある質問〗

  • ぎっくり腰と普段の腰痛の違いは?:急性の強い痛みで動作困難になりやすい/反復負荷で悪化しやすい など。
  • インソールで腰は楽になる?:立位痛や扁平足由来の姿勢崩れがある場合に軽減が見込めることがあります。
  • 自宅での予防は?:体幹トレーニング・柔軟体操・ウォーキング、冷え対策、同一姿勢の回避 など。

ご予約・お問い合わせ

たなか整骨院では、腰痛・足の悩みに専門対応。
掛川市を中心に、袋井・御前崎・菊川からも多く来院いただいています。