症状
足の裏やゆび、母ゆびや小ゆびの側などの皮フが厚くなりタコ・ウオノメとなり、歩行時に痛みが出ます。
原因
靴があっていない場合
靴のサイズや形状が足に合っていないと足が靴で擦れて皮フが厚くなりタコ・ウオノメとなります。
浮ゆびの場合
歩行時にゆびを使えていない状態が浮ゆびですが、浮ゆびだと地面を蹴り出す力が弱い為、地面に皮膚が擦れてタコ・ウオノメができます。主に前足底部(母趾球と第2趾の間)にタコができます。
扁平足の場合
足アーチが低下すると皮フが靴に当たり擦れる様になるため皮フが厚くなりタコ・ウオノメとなります。また、扁平足が悪化し外反母趾となると親ゆびの根本が内側へ突出し靴に当たり擦れる様になるため皮フが厚くなりタコ・ウオノメとなります。
施術法
インソールと、室内では当院オリジナルぞうりを使用で、足が靴に擦れなくなるため、80〜90%の方は2ヶ月前後でタコ・ウオノメが消失します。
以前は当院でタコ・ウオノメを削っていましたが2ヶ月でまたタコ・ウオノメができてしまうため削るのはやめました。原因を治さないとほぼ再発します。原因解決の治療としてインソールと当院オリジナルぞうりで対応しています。
痛みがあまり出ない軽度のタコ・ウオノメの場合は、靴の選び方と履き方をご指導して様子をみることもあります。
予防法
タコ・ウオノメが消失後もインソール使用を継続すること、靴の正しい履き方の実施継続、当院オリジナルぞうりで浮ゆび根本改善をすることなどで予防できます。また、EMSで足アーチを形成することでインソールなしでも予防できる事を目指します。